字の如く、試しに作るもののこと。本格的に作るに先立ち、試験的に作ってみること。
商品には色々な材質や形があり、加工方法も多種多様。大量に作るために、通常は金型による生産を行います。新製品の開発設計を行う場合、いきなり金型を作ると、製品の設計に起因する問題や、その他の不具合が発生し、大きな損出を被ることもあります。
そこで、一度製品設計をした商品の試作品を作ることによって、
開発費(金型)のコストを抑えられるだけでなく、より確実なデータの取得することによってスムーズに量産に移行でき、さらに、事前に市場に出た後に発覚する不具合を防ぐことも出来ます。
競合品に勝つには、しっかりとした販売戦略を立てることと、工期を短くすることが大切です。製品設計から即、金型に移行し品物が出来た後に生産計画を立てるよりも、まず試作品を作ることで、組立やその他の後加工の工程等、完成するまでの工期を決定でき、結果的に工期を短縮することが出来ます。
量産を行なう前に試作品を作ることによって仕様(材質、形状)の変更や数量の調整がしやすくなります。つまり、試作品を作ったうえで検討することで、より早期に販売戦略を立てる事が出来るのです。
当社では切削加工をメインに行い、低価格・短納期・精密高品質を実現し、お客様に満足していただいております。また東大阪のネットワークにより、切削以外の試作加工なども対応可能です。
加工の種類
型の必要性(単品の場合)
型の必要性(量産の場合)
メリット
デメリット
切削
なし
真空注型
○
板金(曲げ・切抜)
板金(絞り)
光造型
射出成型
鋳物
レーザー加工