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サントー試作モデル株式会社

プラスチックとは

プラスチック(合成樹脂)とは、ギリシア語「PLASTIKOS (塑造の)」という言葉から生まれたと言われています。つまり、プラスチックという言葉が示すように、「プラスチックの最大の強みは、自由自在に成形出来る柔軟性を持っていること」と言えます。

ほとんどのプラスチックは、100~250℃で溶融します。
成型するには、プラスチック素材に熱を加えて溶融(液体)状態にしたものを、鋳型に流し込み成形します。
プラスチックが冷えれば、固体になり、耐久性の高い素材として製品化することが出来ます。

金属が主流だった自動車や飛行機などの部品が、プラスチック製に切り替わっていくように、この先、様々なモノがプラスチックを使用した製品に切り替わっていくことでしょう。
この先プラスチックが、より便利な生活を創造していくであろうと考えてます。

◎プラスチックの種類◎

プラスチックは、大きく分類すると、熱を加えると軟らかくなる「熱可塑性プラスチック」 と、逆に熱を加えると硬くなってしまう「熱硬化性プラスチック」の 2種類に分類することが出来ます。

さらに熱可塑性プラスチックは、耐熱温度によって「汎用プラスチック」と「エンジニアリングプラスチック(エンプラ)」と「スーパーエンジニアリングプラスチック」に分類されます。

 

●「汎用プラスチック」は、価格も安く、日用品などによく使われています。

主な樹脂: ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリスチレン・AS樹脂・塩化ビニルなど。






●「エンジニアリングプラスチック(エンプラ)」は、強度が高く、力のかかる用途にも使えるように改良されたプラスチックで、主に機構部品や構造材などに利用されています。

主な樹脂: ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリスチレン・AS樹脂・塩化ビニルなど。








●「エンジニアリングプラスチック(エンプラ)」は、強度が高く、力のかかる用途にも使えるように改良されたプラスチックで、主に機構部品や構造材などに利用されています。

長期耐熱温度:100℃以上   引っ張り強度 :49MPa 以上

主な樹脂: ポリアセアール・ポリカーボネート(PC)・ABS樹脂・ナイロン






●「スーパーエンジニアリングプラスチック」は、上記のエンジニアリングプラスチックの中でも特に優れた耐熱制を持ったプラスチック。コストが高いという欠点はあるものの耐熱性や自己潤滑性など長期間使用できる性質が強く、特殊な用途で使われています。

主な樹脂:ポリアリレート(PPS) ・ポリイミド(PEEK)・ポリサルフォン(PVDF)など。

さらに、高分子鎖によって「結晶樹脂」「非結晶樹脂」に分類することが出来ます。

◎プラスチックの利点◎

●プラスチックは金型と比べ、成形加工する時間やコスト面からも、遙かに短時間で、かつ安価で生産することが可能です。
●またプラスチックは、軽くて持ち運びに便利であること。
●そして、色とりどりのプラスチックで自由に成型できるところも、大きなメリットといえます。

◎当社で対応可能なプラスチック素材◎

当社では、大抵のプラスチック素材が対応可能です。

▼その中でも特に当社でよく加工しているプラスチック素材は以下のものです。

・PE(ポリエチレン)
・PP(ポリプロピレン)
・ABS
・PMMA(アクリル)
・POM(ジュラコン)
・PC(ポリカ)
・PBT(ポリプチレンテレフタレート)
・UHMWPE(超高分子ポリエチレン)
・PPS(ポリエチレンサルファイド)
・PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)
・PF(ベークライト)

 

◎当社では対応出来ないプラスチック素材◎

・エポキシガラス