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ABS

ABSとは、ポリスチレン系の樹脂の一種で、AS樹脂同様、ポリスチレンの欠点を補うために、ブタジエンを混合させた樹脂のことで、アクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)の3つの頭文字から名付けられている。

ABSは、耐衝撃性や高い剛性を持ち、加工性が良く、
デザイン性が重要視される工業製品に多く使用されている。

ABSの特長

  • ABSは、アイボリーなどの不透明品。
  • どんな色にも着色することができ、光沢のある成型品を作ることができる
  • 耐薬品性を持つ。(ただし有機溶剤に弱い)
  • 剛性に優れ、耐衝撃性、曲げ疲労性、引っ張りなどに強い(曲げると白化する)
  • 印刷性などに優れているので物性バランスがよく成型しやすい。
  • 耐熱性、耐寒性に強い、耐熱温度は70~100℃(日光、紫外線で強度が劣化する)
  • 有機溶剤に弱く、溶けたり、ひび割れが生じやすいという面もある。

※【ご注意】 掲載データ及び記述等は、あくまでも参考としてご覧いただき、
設計・製造の際は、各材料メーカーの物性情報をご確認下さい。

樹脂名 略号 耐熱温度 比重 耐酸 耐アルカリ アルコール 食用油に対して
ABS樹脂 ABS 70~100℃ 1.02~1.21

※アルコールに対しては長時間で、潤膨する